※体調に不安が強い場合や持病がある場合は、無理をせず医療機関にご相談ください。ここでは「毎日の習慣づくり」のヒントを紹介します。
1. シニアの脳は「鍛える」より「保つ・整える」が強い
60代〜70代の脳活は、若い頃のように根性で詰め込むよりも、
疲れない形で毎日続く仕組み を作った方が成果が出やすいです。
ポイントはこの3つです。
- 刺激:新しいことを少しだけ入れる
- 回復:睡眠・休憩・リラックスを大切に
- 習慣:短くても毎日やる
2. 脳活に効く「3本柱」:頭・体・人(会話)
脳は単体で働くのではなく、体や気分、交流とセットで元気になります。
① 頭を動かす(5〜10分でOK)
おすすめは「軽めだけど、ちょっと考える」もの。
- 計算(簡単でOK)
- 漢字・ことばクイズ
- 間違い探し/パズル
- 音読(新聞の見出しだけでもOK)
- 1日1行日記(今日の出来事+一言感想)
コツ:難しすぎると続かないので、7割できる難易度が正解です。
② 体を動かす(脳活の土台)
激しい運動でなくて大丈夫です。
- 10分散歩(できれば毎日)
- かかとの上げ下げ
- 肩回し・首回し
- 椅子スクワット(無理のない回数)
体を動かすと、頭もスッキリしやすくなります。
③ 人と話す(最強の脳トレ)
会話は「記憶」「理解」「感情」「判断」を同時に使うので非常に強力です。
- 今日の出来事を誰かに話す
- 電話で近況を聞く
- 「質問する」習慣(相手の話を引き出す)
3. 物忘れ対策は「記憶力」より「取り出しやすさ」
年齢とともに増えやすいのは、
覚えられない というより 思い出すのに時間がかかる こと。
そこで有効なのが「脳の整理」です。
今日からできる整理術(1日5分)
- 机の上を1か所だけ片付ける(全部やらない)
- メモを1つに集約する(紙が散らばると逆効果)
- スマホの通知を減らす(必要最小限)
- “探し物の定位置”を決める(鍵・財布・眼鏡など)
「探す時間」が減るだけで、脳の負担が大きく減ります。
4. シニア脳活の黄金ルーティン(おすすめ)
全部やる必要はありません。できるものだけでOKです。
朝(3〜5分)
- 水分をとる
- 深呼吸3回
- 今日やることを1つだけ決める
昼(5〜10分)
- 10分散歩 or 軽い体操
- かんたん脳トレ(計算/音読/クイズ)
夜(2〜3分)
- 1行日記(今日良かったこと1つ)
- スマホは寝る30分前に手放す(できる範囲で)
5. やってはいけない「頑張りすぎ脳活」
続かなくなる原因になりやすいパターンです。
- いきなり難問に挑戦して挫折
- 長時間やって疲れ切る
- 毎日完璧にを目標にする
- 体調が悪いのに無理をする
脳活はマラソンです。少しでも続く形が勝ちです。
私の体験談:シニア脳活で一番続いた方法
私自身、これまで脳トレ問題やクイズを数多く作ってきました。
正直なところ、脳トレ問題はありすぎて困るほどあります。
その中で、60代〜70代の方に特に反応が良く、
「これなら続くね」と言われることが多かったのが、漢字のまちがい探しでした。
難しい知識は必要なく、
「よく見る」「比べる」だけ。
それでいて、
- 集中力
- 注意力
- 観察力
を自然に使うことができます。
実例:漢字まちがい探し(まずは1問)
次の漢字の中に、1つだけ違う漢字が混ざっています。
急がず、ゆっくり探してみてください。
ポイント
- 制限時間は気にしない
- 見つからなくてもOK
- 「あ、これか!」と気づくことが大事
この“気づいた瞬間”が、脳にとってとても良い刺激になります。
なぜシニア脳活は「軽い問題」が強いのか
シニア脳活で大切なのは、
鍛えることよりも、使い続けることです。
- 難しすぎない
- 短時間で終わる
- 楽しめる
この条件を満たすからこそ、
漢字まちがい探しのような問題は
長く続く脳活習慣になります。
まとめ:シニア脳活は「小さく・毎日・気分よく」
- 60代〜70代は 短時間習慣 が最強
- 頭・体・会話 の3本柱で脳が元気になる
- 物忘れ対策は 整理して取り出しやすく がコツ
今日からは、まず 「5分だけ」 を合図に始めてみましょう。


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